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“HIV輸血”問題、もう1人は感染せず

2013年11月29日 20:48
“HIV輸血”問題、もう1人は感染せず

 HIV(=エイズウイルス)感染者からの血液が2人に輸血され、1人がHIVに感染していた問題で、検査中の1人は感染していなかったことが確認された。

 この問題は、エイズウイルスの感染者の血液が安全検査をすり抜け、2人に輸血されたもの。このうち1人は、HIVに感染していたが、厚生労働省は29日、輸血されたもう1人の80代の女性については感染していなかったと発表した。献血された血液中のエイズウイルスが微量で、ウイルスが含まれにくい赤血球のみが輸血されたためとみられる。