２７日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は雇用関係の指標が改善したことを受けて５日連続で過去最高値を更新した。終値は前日比２４ドル５３セント高の１万６０９７ドル３３セント。

　また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も前日比２７．００ポイント上昇し、４０４４．７５となっている。

　２７日にはアメリカの新規失業保険申請件数が前週比で約１万件減るなどしたため、市場は雇用情勢の改善と受け止めて、株の買い注文が集まった。ただ、このところの株価が高値を更新し続けていることに警戒感もあり、慎重な動きにもなっている。