２８日の東京株式市場で日経平均株価は今年の最高値を更新し、終値は前日比２７７円４９銭高の１万５７２７円１２銭。

　２７日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、雇用関連の指標が改善したことを受けて、５日連続でダウ平均株価が過去最高値を更新した。アメリカの株高と、外国為替市場で円相場が約半年ぶりに１ドル＝１０２円台の円安水準となったことから、東京株式市場で日経平均株価は値を上げて取引を開始した。

　その後も海運や自動車などの輸出関連株を中心に買い注文が膨らみ、日経平均株価は２００７年１２月以来約６年ぶりの高値水準で２８日の取引を終了した。

　東証１部の売買代金は、概算で１兆９６７５億円。売買高は、概算で２２億７６１６万株。