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東シナ海警戒監視活動従来通り~統合幕僚長

2013年11月28日 18:47

 中国が尖閣諸島の上空を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことを受け、自衛隊の制服組トップ・岩崎統合幕僚長は会見で、「哨戒機などでの警戒監視活動を変えるつもりはない」と述べ、東シナ海でも従来通りの活動を続ける方針を強調した。

 一方で、中国軍が尖閣諸島までスクランブル対応ができる能力を持っているかどうかについては、「新型の戦闘機を持っており、物理的な飛行をさせることは可能だと思う」と分析した。

 防衛省幹部によると、自衛隊は中国の防空識別圏の設定以降も、哨戒機などでの警戒監視活動を従来通りに行っていて、中国が設定した防空識別圏内も飛行しているという。中国軍の戦闘機によるスクランブルとみられる反応はないという。