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IAEA 福島第一原発の調査を開始

2013年11月25日 13:57
IAEA 福島第一原発の調査を開始

 IAEA(=国際原子力機関)の調査団が来日し、25日から、福島第一原発の廃炉に向けた取り組みについての調査を始めた。

 19人の専門家からなるIAEAの調査団は、今回、特に、福島第一原発の「汚染水対策」や、現在行われている「4号機の使用済み燃料プールからの燃料取り出し」について調査し、評価を行う。

 初日の25日は、東京電力や資源エネルギー庁の関係者らと意見交換を行い、26日からは、福島で現地調査を行う予定。

 調査団のレンティッホ団長は、福島第一原発で燃料の取り出しが始まった事を歓迎する意向を示した上で、作業を見て最終的な評価を出したいと述べた。

 調査団は、来月4日まで日本に滞在し、最終日に暫定的な報告書を発表する予定。