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小笠原“新島” 初めてマグマを確認

2013年11月23日 1:52
小笠原“新島” 初めてマグマを確認

 東京・小笠原諸島の西之島付近に新たに出現した島で、22日、初めてマグマが確認された。

 午後4時頃、海上保安庁が撮影した映像からは、黒い陸地に赤いマグマが確認できる。観測した東京工業大学火山流体研究センター・野上健治教授によると、2つの火口が確認できたという。噴火は2分から3分に1度の間隔で起きており、噴煙の高さは約750メートルに達しているという。野上教授は、「マグマの通り道が形成され、安定的に供給されているようだ。21日までとは異なる段階に入ったとみられる」と説明している。