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社内9か所でデータ改ざん~JR北海道社長

2013年11月22日 11:50
社内9か所でデータ改ざん~JR北海道社長

 レールの検査データの改ざんなどが明らかになった「JR北海道」の野島誠社長は22日、参考人として出席した衆議院国土交通委員会で、データの改ざんは社内9か所で行われていたことを明らかにした。

 参考人招致に出席したのは野島社長ら3人で、一連の問題で経営幹部が国会で質疑に応じるのは初めて。

 公明党・佐藤英道議員「なぜこんなことが起きるのか。調査の状況はどうなのか」

 野島社長「人手不足、あるいは若手社員が増えたことによる技術力不足などが考えられる。現時点でデータの書き換えを認めた現場は、全部で9か所となりました」

 野島社長はこのように述べ、レール検査のデータ改ざんは函館保線管理室など計9か所の保線管理室で行われていたことを明らかにした。

 また、野島社長は進退について、自らがトップに立ち、安全確保とJR北海道の再生に努めると繰り返し、続投の意思を示した。