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全党の幹事長会談呼びかけへ 選挙制度改革

2013年11月22日 22:34
全党の幹事長会談呼びかけへ 選挙制度改革

 自民・公明・民主3党の幹事長が会談し、衆議院の選挙制度改革を巡り、来週、与野党全党による幹事長会談を呼びかけることを決めた。

 自公民幹事長・選挙制度実務者会議で会談した3党の幹事長は、現行の小選挙区比例代表並立制を当面維持する、衆院議員の定数を削減する、という点を確認した。また、会談では、定数削減の実現に向け、来週、与野党全党による幹事長会談を呼びかけることを決めた。

 自民党・石破幹事長「自民党・公明党・民主党の3党が呼びかけ人となるというところに大きな意味がありまして、その3党が全党に呼びかけ、3党の合意の内容を示す」

 民主党・岡田政治改革推進本部長「幹事長会談もなるべく早くしていただいて、とにかく実務者会談もこの国会中にちゃんとスタートさせないと、たちまち(来年の)通常国会になってしまいますので」

 ただ、選挙制度改革を巡っては、民主党が小選挙区の削減を主張しているのに対し、自民党は削減に慎重で、今後の調整は難航が予想される。