古い灯油使わないで…生活センター呼びかけ
冬になると使用する石油ストーブやファンヒーターについて、国民生活センターが古い灯油を使わないよう注意を呼びかけている。
国民生活センターが提供した映像によると、直射日光に2か月間当てて変質した灯油を石油ストーブに使ったところ、正常な灯油を使った場合と比べて火力が十分に上がっていないことが分かる。
実験を行った国民生活センターによると、長期間、紫外線に当たるなどして変質した灯油を使ったために点火できなかったり、不完全燃焼を起こしたりした相談が2008年から今年9月までに123件寄せられているという。
センターでは、灯油は紫外線を通しにくい専用のポリ容器で保管し、シーズンをまたいで使わないよう注意を呼びかけている。