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日経平均289円高、約半年ぶりの高値に

2013年11月21日 17:43
日経平均289円高、約半年ぶりの高値に

 21日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比289円52銭高い1万5365円60銭だった。終値としては、5月22日以来、約半年ぶりの高値となる。

 前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、FOMC(=連邦公開市場委員会)が公表した議事の要旨で量的緩和の縮小が早まるとの警戒感が広がり、ダウ平均株価は値を下げて取引を終えた。

 一方、21日朝の外国為替市場では、円相場が前日に比べて円安・ドル高で推移した。この円安を受け、東京株式市場では、自動車などの輸出関連株をはじめ、幅広い銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は値を上げた。午後も円相場が円安水準で推移したことから、東京株式市場では輸出関連の銘柄など買い注文が膨らむ展開だった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆3466億円、売買高は概算で25億2099万株。