eラーニングで振り込め詐欺根絶プログラム
振り込め詐欺などの被害を根絶するため、コンピューターを使ったeラーニングなどを通じて危機意識を高めてもらおうという新たな取り組みが、都内のIT企業で行われた。
東京都新宿区のIT企業・ニフティでは15日、警視庁が作った特殊詐欺根絶プログラムが実施された。これは、社員らが振り込め詐欺への知識や意識を高めることで、親の世代に当たる高齢者の被害を減らそうというもの。
コンピューターで学習するeラーニングでは、詐欺の手口の約7割が会社でのトラブルを装っていることなどを学んだほか、実際に自分の母親に電話をかけて犯人を演じ、親に詐欺の手口を知ってもらおうという訓練も行われた。
警視庁では、企業などにプログラムへの参加を呼びかけている。