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福島第一原発1号機で水漏れを初めて確認

2013年11月14日 2:59
福島第一原発1号機で水漏れを初めて確認

 東京電力は福島第一原発1号機で水が漏れているのを初めて確認した。極めて高い濃度の汚染水が建屋の中に漏れだしているとみられ、詳しく調べる方針。

 福島第一原発1号機で水漏れが確認されたのは、原子炉を覆う「原子炉格納容器」の下側の2か所。カメラを搭載した無人の小型ボートを浮かべて調査したところ、格納容器と圧力抑制室を結ぶ管の周辺で漏えいが確認されたという。

 周辺の放射線量は最大で毎時1.8シーベルトと、極めて高い値だった。漏えいの量は不明だが、水が噴き出すほどの勢いもあったという。

 今後、汚染水対策を進める上でも重要で、詳しく調査する考え。