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福島県沖の洋上風力発電がスタート

2013年11月11日 12:13
福島県沖の洋上風力発電がスタート

 国が福島県沖で進めている、海に風車を浮かべて電気を起こす浮体式洋上風力発電の実証研究プロジェクトで、11日から発電用風車の運転が開始された。

 福島県いわき市の小名浜港では11日午前、赤羽経済産業副大臣と佐藤県知事らが出席し、運転の開始式が行われ、風車の起動スイッチを押して発電が始まった。

 この浮体式洋上風力発電の実証研究事業は、2015年度までに3つの風車と変電所を楢葉沖に浮かべて発電し、技術の検証などを行う。今年度は出力2メガワットの風車で運転を開始し、来年の夏には世界最大クラスの出力7メガワットの風車も設置される。