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石破氏、秘密保護法修正協議に柔軟姿勢示す

2013年11月10日 23:56
石破氏、秘密保護法修正協議に柔軟姿勢示す

 自民党の石破幹事長は10日、滋賀県彦根市で講演し、今の国会で審議されている特定秘密保護法案について「一つでも多くの党の賛成を得て成立させたい」と述べ、野党との修正協議に柔軟に対応する考えを示した。

 「(特定秘密の指定は)どのような仕組みにしたらいいか、現場でいろんな話し合いがなされています。こういう法案は一つでも多くの党の賛成を得て成立させたい」-石破幹事長は、「軍事情報などで絶対に知られてはならない情報はある」として、法案の必要性を強調する一方、行政機関の長が恣意的に「特定秘密」を指定しないよう仕組みを作る必要があるとして、野党との法案の修正協議に柔軟に対応する考えを示した。

 また、「自民党と公明党で圧倒的な数を持っているから、なんでも好きなようにやっていいわけではない」とも述べ、野党の理解を得る作業に取り組む姿勢を強調した。