比の台風被害で1200人死亡情報~赤十字
今年発生した中で最も勢力が強い台風30号が直撃したフィリピンで被害が拡大し、フィリピン赤十字はこれまでに約1200人が死亡したという情報があることを明らかにした。
最大瞬間風速が90メートルを記録した台風30号は8日、フィリピン中部を直撃し、レイテ島などで多数の住宅が壊れたり、土砂崩れが起きたりする壊滅的な被害を受けた。
フィリピン赤十字は、現地に入った救援チームからの報告から、レイテ島で約1000人、サマール島で約200人が死亡したと推定している。また、避難した人は79万人以上に上っている。
これまでのところ、日本人が被害に遭ったという情報はない。