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英情報機関トップ 活動の正当性訴える

2013年11月8日 14:01

 アメリカのCIA(=中央情報局)の元職員が暴露した大規模な情報収集活動にイギリスも関与したとの疑惑が浮上する中、イギリスの情報機関のトップが議会で証言し、活動の正当性を訴えた。

 7日に開かれたイギリス議会下院の公聴会には、国外で情報活動を行う情報局秘密情報部(通称:MI6)や、ドイツ政府などの通信を傍受していたと報じられた政府通信本部(=GCHQ)など3つの情報機関のトップがそろって出席した。

 秘密情報部・サワーズ長官は、CIA元職員の告発が安全保障上ダメージになったと訴えた。

 サワーズ長官「スノーデン氏の告発で損害を受け、我々の活動が危険になった。アルカイダは喜んでいる」

 国際的な情報収集活動問題をめぐっては、メルケル首相に対する盗聴が明らかになったドイツでも議会の特別審議が予定されるなど波紋が広がっている。