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アラファト前議長は“毒殺”と結論

2013年11月7日 18:11

 2004年に死亡したパレスチナ自治政府・アラファト前議長の死因について、スイスの研究機関は放射性物質によって毒殺されたと結論づけたと、前議長の妻が明らかにした。

 ロイター通信によると、アラファト前議長の妻・スーハ氏は6日、スイスの研究所による鑑定結果を受け、アラファト前議長の死因は放射性物質「ポロニウム」によるものであると結論づけられたと述べた。専門家らは、去年11月にアラファト前議長の墓から遺体を掘り起こし、サンプルを採取していた。

 また、専門家は毒物はコーヒーや紅茶などに混入されていたとの見方を示したとのことで、スーハ氏はアラファト前議長に近い人物が毒物を混入した可能性を指摘した。