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独での盗聴問題、スノーデン氏が証言に意欲

2013年11月2日 9:31

 アメリカ政府の盗聴問題を告発した元CIA職員のスノーデン氏が、身の安全が保障されればドイツに行って証言したいと話していたことが分かった。

 スノーデン氏と31日に面会したドイツの国会議員・シュトレーベレ氏が会見で明らかにしたもの。それによるとスノーデン氏は、ドイツのメルケル首相や一般市民がアメリカのNSA(=国家安全保障局)に盗聴されていたとされる問題について、身の安全が保障されるならドイツに行って証言したいと語ったという。

 これに対して、ドイツのフリードリヒ内務相は、スノーデン氏と会うことに関心があると発言しているが、政府報道官は会見で、会うつもりはないと政府として否定している。

 スノーデン氏は、シュトレーベレ氏に渡した書簡の中で、自分は迫害されているとし、真実を語ることは罪ではないはずだと訴えている。