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被害状況の実態調査始まる 伊豆大島

2013年10月31日 17:49
被害状況の実態調査始まる 伊豆大島

 土砂災害で大規模な被害が出た伊豆大島(東京・大島町)で31日、被害状況の実態調査が始まった。

 伊豆大島では31日も、朝から約1800人態勢での捜索が行われている。これまでに34人の死亡が確認されており、7人の安否がわかっていない。

 午後2時からは、被害が大きかった元町地区で、町の職員らによる被害状況の調査が始まった。大島町によると、被害を受けた住宅は100戸以上に上り、少なくとも24人が島で今も避難生活を送っている。

 こうした中、東京都は被災した住民を対象に来月1日から教職員住宅13戸を提供することを決めた。町では住民のり災証明書発行の受け付けも始めており、来月5日からは東京都の職員と共に被害状況の一斉調査を行うことにしている。