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米情報長官、各国指導者の情報収集認める

2013年10月30日 11:38

 アメリカの情報機関が同盟国の首脳の電話などを傍受していたとされる問題で、クラッパー国家情報長官は29日、様々な手段で各国の指導者の情報収集をしていることを事実上認めた。

 「私はこの世界に50年いるが、指導者の考えを集め分析することは、(我々の活動の)基本だ」-議会下院の公聴会に出席したクラッパー長官はこのように述べ、同盟国の首脳に対しても様々な情報収集活動を行っていることを認めた。

 一方、同盟国もアメリカの指導者の情報を収集していると主張した。しかし、クラッパー長官は市民に対する情報収集活動は否定し、法律の範囲内で活動していると強調した。