北朝鮮がミサイル発射施設の拡充を進めていることが、衛星写真の分析で明らかになった。

　９日に撮影された北朝鮮北西部・東倉里にあるミサイル発射施設の衛星写真を分析したアメリカの大学の北朝鮮研究機関「３８ノース」によると、東倉里では８月に新しい移動式ミサイル発射台が見つかっていたが、これとは別の発射台とみられるものを新たに建設している可能性があるという。

　発射台と駅をつなぐ新しい道路は重さに耐えるよう強化されており、ミサイルを大型車両で運搬する可能性が指摘されている。