NY株1ドル安、終値1万5568ドル
28日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、大きな判断材料がない中で様子見ムードになり、小幅な動きとなった。
ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前週末比1ドル35セント安の1万5568ドル93セントで取引を終え、小幅な動きとなった。
この日は、発表されたアメリカの鉱工業生産指数が大きく伸びる一方、住宅販売に関する指標では市場の予想を下回るなど、内容がまちまちで、現在相次いでいる企業決算の内容も全体としてはひとつの方向を示すものとはなっていない。このため市場にとっては判断材料の乏しい状態となった。
こうした中、29日からは政策金利を決める連邦公開市場委員会が行われる。現在の量的緩和の縮小は先送りされるとの見方が大勢をしめているが、市場ではひとまずこの委員会の様子見ムードとなった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前週末比3.23ポイント安の3940.13で取引を終えている。