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中国軍爆撃機の飛行受け、警戒監視強化へ

2013年10月29日 17:49
中国軍爆撃機の飛行受け、警戒監視強化へ

 中国軍の爆撃機などが3日連続で沖縄の本島と宮古島の間を通過し、太平洋まで飛行したことを受け、小野寺防衛相は警戒監視を強める考えを示した。

 中国軍の爆撃機2機と早期警戒機2機は、25日から3日連続で、沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過して、東シナ海から太平洋まで往復飛行した。こうした中国軍の動向について、小野寺防衛相は、「3日続くことは大変異例だ」と指摘した上で、「中国がさかんに外洋を含めて活動範囲を広げている傾向の1つだと理解している」と、目的を分析した。

 その上で、「しっかり早期警戒を行い、我が国に影響がないよう対応していきたい」と述べ、自衛隊による警戒監視態勢を強化する考えを示した。