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米の“盗聴”問題、独仏が米と協議へ

2013年10月26日 13:45

 アメリカの情報機関がドイツ首相の携帯電話などを盗聴していた疑惑について、ドイツとフランスは年内にアメリカと協議し、スパイ活動を規制する枠組みを作る考えを明らかにした。

 この問題は、アメリカの情報機関がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴した疑惑がもたれていることや、35か国の首脳の電話を監視していたと報道されたもの。

 EU(=ヨーロッパ連合)の首脳会議は25日、ドイツとフランスが、スパイ活動を規制するための枠組みを年内までに作るようアメリカと協議する考えを明らかにした。

 また、ロイター通信によると、ドイツは来週にも情報当局の高官をアメリカに派遣し、説明を求めるという。