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米の“盗聴”問題、独仏が年内の協議求める

2013年10月26日 9:59

 ドイツの首相の携帯電話などがアメリカ当局によって傍受されていると報道された問題で、ドイツとフランスは年内にアメリカと協議したい考えを明らかにした。

 この問題は、アメリカの情報機関がドイツのメルケル首相の携帯電話や、フランスで7000万件もの市民の通話を盗聴していたと報道されたもの。

 EU(=ヨーロッパ連合)は、25日まで行われた首脳会議でこの問題を議論し、ドイツとフランスがそれぞれに年内にアメリカと2国間協議を開く考えを明らかにした。

 フランスのオランド大統領は、フランスとドイツがアメリカと議論し、盗聴行為を防止するための枠組みを年内に作ると述べた。