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愛媛・大洲市、大雨で避難判断水位超える

2013年10月25日 12:58
愛媛・大洲市、大雨で避難判断水位超える

 西日本では長い時間にわたり、大雨が続いている。降り始めからの雨量は九州や四国で400ミリを超え、10月としては記録的な大雨となっており、この大雨による被害が出ている。

 愛媛・大洲市では、市内の中心部を流れる肱川の水位が上昇して「避難判断水位」を超え、道路や畑が冠水する被害が出ている。また、愛媛・新居浜市では226世帯480人、大洲市では1051世帯2707人に避難勧告が出されている。

 台風27号は、速度を速めながら東寄りに進み、26日昼頃にかけて伊豆諸島に最も近づく見込み。台風の勢力は次第に衰えるが、活発な前線の影響で今後も大雨となる見込み。

 26日昼までに予想される雨量は多い所で、伊豆諸島で250ミリ、関東甲信、東海、四国で200ミリ、北陸で120ミリ、近畿で100ミリとなっている。特に、25日夜から26日明け方にかけては、関東や伊豆諸島で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降る恐れがある。土砂災害などに警戒が必要。

 台風の近づく伊豆諸島では、暴風や高波にも厳重な警戒が必要。