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リッツ・カールトン、表記と異なる料理提供

2013年10月25日 12:07
リッツ・カールトン、表記と異なる料理提供

 阪急阪神ホールディングスのグループ会社が経営する大阪市北区の「ザ・リッツ・カールトン大阪」でメニューに「フレッシュジュース」と表記しながら容器詰めのストレートジュースを出したり、メニュー表記と違うエビを提供したりしていた事が分かった。

 ザ・リッツ・カールトン大阪は、去年10月から今月までレストランやラウンジで「フレッシュジュース」と表記しながら、実際は、急速冷凍したストレートジュースを解凍し、客に提供していたと発表した。去年9月までは、従業員がオレンジなどのフルーツを搾り提供していたという事だが、その後、ゴミの削減につながる事などから解凍したジュースに変更したものの、メニュー表示は変えていなかったという。

 また、「芝エビ」と表記していた料理に価格の安い「バナメイエビ」を使用していたり、「自家製パン」と表記しながら外部業者に製造委託したパンを提供したりしていたという。ホテルは「知識と認識を欠いていたことや確認不足が原因」などと話している。