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国会改革巡り、与野党の論客が議論

2013年10月25日 0:46
国会改革巡り、与野党の論客が議論

 首相や閣僚の国会審議への出席のあり方などを見直す国会改革について、自民・公明の与党は、首相の委員会出席の回数に上限を設けることなどを柱とした案をまとめた。

 与党がまとめた案では、党首討論を充実させるとする一方で、首相の委員会出席は予算委員会に限り、出席回数や出席時間に上限を設けるとしている。また、ほかの大臣については、海外出張などの重要な公務がある場合は副大臣が代わりに答弁することを可能とするなどとしている。

 こうした中、与野党の論客がBS日テレの番組「深層NEWS」に出演し、国会改革をテーマに激しく議論した。自民党・平沢国会対策副委員長は、「国会での総理の拘束時間が長すぎる。党首討論を充実させることで、外国にももっと行ってもらうべき」と述べたのに対し、民主党・原口副代表は、「この国会で改革の道筋はつけなければならない。通年国会も検討すべき」と応じた。また、日本維新の会・松浪総務会長代理は「野党提出の議員立法も速やかに審議するようにすべきだ」などと訴えた。

 国会改革を巡っては、来週にも与野党による協議が行われる見通し。