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NY株54ドル安、終値1万5413ドル

2013年10月24日 10:10

 23日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、低調な企業決算や海外での株安などから50ドル以上値を下げて取引を終えた。

 この日はアメリカ国内で目立った経済指標の発表はなかったが、国外の要因で値を下げる展開となった。中国では金融引き締めに対する観測から株価を下げ、ヨーロッパでもこの影響を受けて株安となった。ニューヨークでもこうした海外での株安を受けて、取引開始後から売りが優勢となった。

 また、この日、発表された重機大手のキャタピラーの決算が減収減益となり、業績の見通しが下方修正されたことも売りの要因となった。こうしたことからダウ平均株価は前日比54ドル33セント安の1万5413ドル33セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比22.5ポイント安の3907.07だった。