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NY株7ドル安 9月雇用統計控え様子見

2013年10月22日 10:21

 週明け21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は小幅に値を下げて取引を終えた。

 アメリカの財政問題が一応の解決をして、大きな材料が見当たらないニューヨーク株式市場。市場関係者は「静かな一日だった」と表現している。22日には、延期になっていた9月の雇用統計がようやく発表される一方、企業の決算も今後本格化するため様子を見ようという雰囲気が強く、小幅な値動きにとどまった。

 結局、優良株で構成するダウ平均株価は前週末比7ドル45セント安の1万5392ドル20セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は前週末比5.77ポイント高の3920.05だった。

 22日にはアメリカのアップルの新製品発表会が行われる。株価にも大きな影響が出るため、市場関係者も注目している。