ＮＮＮが１８日から２０日に行った世論調査によると、安倍内閣の支持率は、前月比３．４ポイント下落して、５６．７％だった。

　調査では、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、前月比３．４ポイント減の５６．７％で、「支持しない」と答えた人は、前月比５．３ポイント増の２５．８％だった。

　安倍首相の進める経済政策「アベノミクス」については、５１．３％の人が「順調に進んでいるとは思わない」と答え、「順調に進んでいると思う」の２９．２％を大きく上回った。

　また、安倍首相が「法人税率を引き下げ、会社などの負担を減らす取り組みが、従業員の賃金引き上げにつながる」としていることについては、１７．１％の人が「つながると思う」と答え、６７．０％の人が「つながると思わない」と答えた。

　１４年４月から予定通り消費税率を８％に引き上げる決定については、「評価する」と答えた人が４９．２％と、「評価しない」と答えた４１．９％を上回る一方、１５年１０月にさらに１０％に引き上げることについては、「予定通りでよい」が９．２％、「雇用や景気の情勢を見ながら適切に判断すべき」が５９．１％、「反対」が２９．１％との結果となった。

　ＮＮＮ電話世論調査
　【調査期間】１８～２０日
　【調査対象】全国有権者２１２０人
　【回答率】４９．２％
　ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｎｔｖ．ｃｏ．ｊｐ／ｙｏｒｏｎ／