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伊豆大島被害、警察や消防の救助態勢は?

2013年10月16日 19:00
伊豆大島被害、警察や消防の救助態勢は?

 【台風26号】東京・伊豆大島では救出活動が続けられているが、警察や消防による救助活動はどのような態勢で行われているのだろうか。

 警視庁や東京消防庁などは、現地の警察や消防の応援に多くの隊員を派遣している。警視庁は、機動隊員ら約40人の他、警備犬2頭をすでに現地に派遣した。今回派遣された部隊の中には、首都直下地震などの災害を想定して、去年9月に発足したばかりの特殊救助隊も含まれている。特殊救助隊のメンバーは、機動隊員の中から水難救助や山岳救助などの技能に特に優れた隊員が選ばれている。

 また、東京消防庁はこれまでにハイパーレスキュー隊など約50人をヘリコプターで現地に派遣した。今後も順次、人員を追加していく方針。

 さらに、第三管区海上保安本部も巡視船2隻とプロペラ機を派遣している。

 現地には警察や消防の災害救助の専門部隊が投入され、懸命の救出活動が続けられている。