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冬の使者コハクチョウが初飛来 安曇野市

2013年10月15日 13:50
冬の使者コハクチョウが初飛来 安曇野市

 長野・安曇野市に冬の訪れを告げる使者・コハクチョウが今年も越冬のため犀川ダム湖に飛来した。

 安曇野市豊科の犀川ダム湖ではコハクチョウ1羽が羽根を休めていた。15日午前6時前にアルプス白鳥の会の会田仁さんが飛来を確認した。渡り直後のため首の部分が黒く汚れていて、浅瀬で羽づくろいをするなど、旅の疲れを癒やしている様子だった。

 初飛来は去年より5日遅く、安曇野で越冬するようになって30シーズン目を迎える。早速集まった写真愛好家が白鳥をカメラに収めていた。午前9時前には川から飛び立ち、明科の御宝田遊水池に移動した。

 2月末には4000キロ離れたシベリアへ戻る北帰行が始まる。