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ALPS停止 装置内から異物見つかる

2013年9月30日 2:43
ALPS停止 装置内から異物見つかる

 27日、福島第一原発の汚染水を処理する装置(=ALPS)が運転再開後、すぐに不具合が見つかり、停止した問題で、東京電力は装置の中から異物が見つかったと発表し、異物がトラブルの原因となったものとみて、調べている。

 汚染水処理装置(=ALPS)は、27日に試運転を再開したが、その日のうちに不具合が見つかり、運転停止となった。東京電力が装置の内部を調べると縦と横の幅が20センチ、厚さ3ミリほどのゴムが見つかり、東京電力は、これが配管をふさいだことが原因とみて調べている。

 見つかったゴムは本来、装置の運転前に取り除くものだが、作業員の認識に誤りがあり、撤去しなかったという。装置の運転再開のめどは立っていないという。