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優先順位つけ、まず海側の遮水壁~東電社長

2013年9月28日 11:12
優先順位つけ、まず海側の遮水壁~東電社長

 国会で27日、東京電力・福島第一原発の汚染水漏れ問題をめぐって閉会中審査が行われ、東京電力の広瀬社長が参考人として出席した。

 広瀬社長は、事故から3か月後の2011年6月、東京電力が汚染水漏れを防ぐ遮水壁の設置計画を立てていたものの、多額の費用がかかる事を懸念して先送りしたと指摘されている問題について、「被ばくの量も大変多く、がれきもたくさん残っていた。プライオリティーをつけないといけなかったこともあり、まずは海側の遮水壁を作ろうと、政府と東電で決定した」と説明した。