アメリカ・ニューヨーク株式市場は再び起きているアメリカの債務上限の引き上げ問題などが重しとなって、４日連続での値下がりとなった。ダウ平均株価は６６ドル７９セント安の１万５３３４ドル５９セントで取引を終えた。

　ダウ平均株価は高値圏にあるものの、再び起きている債務上限の引き上げ問題をめぐって与野党の交渉が難航するとの見通しがあり、値を押し下げている。また、現在の金融緩和の縮小が年内には行われるとの見方もここへきて出ているため、株式の売り注文も相次いだ。アメリカの財政や金融政策をめぐっての先行き不透明感が市場では続いている。

　また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は２．９６ポイント高の３７６８．２５となっている。