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台風18号から1週間 京都の復旧は

2013年9月23日 15:05
台風18号から1週間 京都の復旧は

 台風18号による豪雨被害から23日で1週間。大きな浸水被害を受けた京都では、復旧が急ピッチで進んでいる。

 1週間前、京都・嵐山では桂川が氾濫し、多くの店が泥に覆われた。水位は下がったが、いまだ渡月橋には流木などが引っかかったまま。一方、河川敷は土砂が流され、コンクリートの土台がむき出しだったが、復旧工事が急ピッチで進んでいる。また、対岸には、多くの観光客の姿が戻っている。

 3連休最終日の23日、嵐山には朝から多くの観光客が訪れている。観光客からは「心配していたが、観光を楽しむには問題ない」という声も聞かれる。浸水被害が大きかった旅館でも営業再開のメドが立つなど、元の嵐山に戻りつつある。

 一方、京都・福知山市では床上や床下の浸水が1000戸近くに及び、この3連休も多くのボランティアが浸水被害を受けた民家の復旧作業などに当たっている。しかし、高齢者も多く、被害が広範囲にわたるため、人手はまだまだ必要な状態。