NYダウ40ドル安 利益確定売りで反落
19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は前の日の過去最高値を受け利益確定の売りに押された結果、約40ドル値を下げて取引を終えている。
前日、世界金融の中心地ウォール街を驚かせたFRB(=アメリカ連邦準備制度理事会)が発表した量的緩和の縮小見送りを受けて過去最高値をつけたダウ平均株価が、19日は利益確定の売りに押された。さらに市場関係者は「量的緩和が今後どうなっていくのか、不透明感が増したとも言えるため不安材料になりつつある」とも指摘している。結局、ダウ平均株価の終値は前日比40ドル39セント安の1万5636ドル55セントとなった。
また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は5.74ポイント高の3789.38となっている。