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東大、森口氏“iPS”論文を不正と認定

2013年9月20日 20:30
東大、森口氏“iPS”論文を不正と認定

 iPS細胞を使い心臓の治療をしたと発表した後、大半がウソだったと認めた森口尚史氏について、東京大学は、不正行為があったと認定した。

 森口氏が在籍していた東大の調査報告によると、森口氏の論文に盗用があったことを確認した他、調査に十分、協力しなかったことは証拠隠滅または立証妨害にあたるとしている。

 今後、研究費の返還要求があれば大学として対応するとともに、論文の共著者である三原誠助教については不正行為を見過ごした責任があるとして、処分を検討するという。