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NY株147ドル高 過去最高値を更新

2013年9月19日 7:39

 18日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は量的緩和の継続を受け急激に値を上げた結果、過去最高値を更新して取引を終えている。

 世界の金融市場に大きな影響を与えているアメリカの量的緩和。FRB(=アメリカ連邦準備制度理事会)は景気回復が進んできたことを受け量的緩和の縮小を少しずつ始め、来年半ばにも終了する方針をすでに発表している。株式市場ではその開始時期に注目が集まっていたが、18日のバーナンキ議長の会見で縮小の見送りが発表され、ダウ平均株価は急激に値を上げる結果となった。これは緩和マネーが株式市場に流れ込み、市場が活性化するとの期待感によるもの。結局、ダウ平均株価の終値は前日比147ドル21セント高の1万5676ドル94セントで過去最高値を更新した。

 また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は37.94ポイント高い3783.64で取引を終えている。