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ファミコン生みの親…任天堂の山内溥氏死去

2013年9月19日 23:23
ファミコン生みの親…任天堂の山内溥氏死去

 家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の「生みの親」である任天堂の山内溥相談役が19日、肺炎のため死去した。85歳だった。

 任天堂は、前社長の山内相談役が19日午前、肺炎のため死去したと発表した。京都市出身の山内さんは、早稲田大学在学中の1949年に任天堂の3代目社長となり、ファミリーコンピュータを世に送り出し、花札メーカーを「世界の任天堂」へと導いた。その後、2002年に社長職を譲るまで、携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」を発売するなどゲーム界をリードしてきた。

 任天堂の岩田聡社長は「任天堂全体で山内さんの魂を引き継いで参る」とコメントしている