１９日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げた。終値は前日比２６０円８２銭高の１万４７６６円１８銭。

　１８日にアメリカの中央銀行にあたるＦＲＢ（＝連邦準備制度理事会）が量的緩和策の維持を決め、ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が過去最高値を更新した。この流れを受けて、東京株式市場でも買い注文が先行し、日経平均株価は取引開始から値を上げた。午後に入ってからは、午前の取引で日経平均株価が値を上げた反動から利益確定のための売り注文が膨らんだが、終値では１万４７００円台を回復し、約２か月ぶりの高値を付けた。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆４１４７億円。売買高は、概算で３７億４８９７万株。