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リニア新幹線 ルートと中間駅4か所を発表

2013年9月18日 11:54
リニア新幹線 ルートと中間駅4か所を発表

 JR東海は18日、2027年に東京・名古屋間の開業を目指しているリニア中央新幹線の詳細なルートと駅の場所を正式に発表した。

 JR東海は、リニア中央新幹線のルートや駅を盛り込んだ環境影響評価の準備書をまとめ上げ、18日朝、関係する自治体に提出した。

 JR東海・山田佳臣社長「秋風とともに自治体に送ることができ、まずはほっとしている。客観的な検証に十分耐えられると自信を持っている」

 JR東海によると、リニア中央新幹線のルートは、東京の品川駅を発着点に、神奈川県相模原市や南アルプスの赤石山脈、長野県飯田市、岐阜県中津川市を通過して名古屋駅に到達する。山梨県では、実験線をそのまま使う計画。

 総延長は約286キロで、このうち地上部分が約40キロ、トンネルが約246キロになる。品川駅と名古屋駅、それに相模原市にできる駅は地下に造られ、それ以外の駅は地上に設置するとしている。

 JR東海は、今後、駅などが建設される地域の住民などを対象に説明会を開くことにしていて、来年の着工を目指している。