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3府県に大雨特別警報 運用開始以降初

2013年9月16日 9:08
3府県に大雨特別警報 運用開始以降初

 16日午前8時前に愛知県豊橋市付近に上陸した台風18号の影響で、気象庁は京都府、滋賀県、福井県に運用開始以降、初めて「大雨の特別警報」を発表した。これらの地域では数十年に一度しかないような大雨になっており、最大級の警戒が必要。

 3つの府県では16日の降り始めからの雨量が300ミリを超え、この2日間で1か月の降水量に匹敵する雨が降った地域が多くなっている。このため、気象庁は数十年に一度の大雨が降り、甚大な被害が出る恐れがあるとして、「大雨の特別警報」を先月末の運用開始以降、初めて発表した。

 これらの地域では土砂災害などに厳重な警戒が必要で、気象庁は、直ちに避難するか、すでに周囲が危険な場合には、家の中の安全な場所にとどまるように呼びかけている。