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「イプシロン」発射準備完了 現場から中継

2013年9月14日 11:44
「イプシロン」発射準備完了 現場から中継

 2度にわたって打ち上げが延期となっていた新型の国産ロケット「イプシロン」が、14日午後1時45分に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる。イプシロンは世界初の宇宙望遠鏡を備えた惑星観測衛星を載せて打ち上げられる。現地の肝付町から鹿児島読売テレビ・服部友一記者が中継する。

 午前11時半現在、発射場の周辺は薄い雲に覆われているが、打ち上げには支障はないという。イプシロンは整備塔から出され、打ち上げの時を待っている。

 イプシロンはパソコン1台でも打ち上げを行うことができる世界初のモバイル管制システムを取り入れた新型ロケットだが、相次いで不具合に見舞われ、打ち上げは2度にわたって延期された。JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は特別点検チームを立ち上げ、打ち上げに備えてきた。

 一方、町が設けた見学場には、朝から多く人が詰めかけている。