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Jアラート訓練 2年連続不具合市町村公表

2013年9月13日 23:12
Jアラート訓練 2年連続不具合市町村公表

 津波警報などの緊急情報を全国一斉に伝えられるJアラート(=全国瞬時警報システム)の全国一斉訓練が今月11日に行われたが、新藤総務相は13日、2年連続で不具合が起きた10市町村の名前を公表した。

 一斉訓練には47都道府県と1731市町村が参加した。新藤総務相は13日、このうち1県と49市町村で不具合が起き、住民に緊急情報が伝わらなかったことを明らかにした。284市町村だった去年の訓練よりも大幅に減ったが、新藤総務相は2年連続で不具合を起こした10市町村(青森県八戸市、埼玉県三芳町、千葉県香取市、大阪府箕面市、和歌山県田辺市、高知県宿毛市、宮崎県三股町、宮崎県西米良村、鹿児島県日置市、沖縄県浦添市)の名前を公表し、「動かないのでは意味がない」と再発防止を求めた。

 また、Jアラートの緊急情報を受けても、防災行政無線など住民に伝える仕組みを整備していない18市町村(北海道当別町、北海道栗山町、北海道妹背牛町、北海道上川町、北海道浜頓別町、北海道陸別町、岩手県滝沢村、秋田県大館市、福島県湯川村、茨城県牛久市、和歌山県広川町、和歌山県有田川町、和歌山県北山村、香川県観音寺市、愛媛県今治市、佐賀県上峰町、長崎県佐々町、大分県姫島村)も公表した。