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150件以上確認、都教委が体罰で大量処分

2013年9月12日 22:23
150件以上確認、都教委が体罰で大量処分

 東京都教育委員会は、昨年度、体罰でケガをさせるなどした教員41人を停職の懲戒処分にするなど合わせて194人に対する処分を発表した。

 大阪の桜宮高校のバスケットボール部の生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題を受けて行われた調査などで、昨年度、東京都内の公立学校で150件以上の体罰が確認された。

 これを受け、東京都教育委員会は194人に対する処分を発表した。このうち、体罰でケガをさせるなどした教員41人が停職などの懲戒処分を受けた他、校長9人も減給などの処分を受けた。

 また、144人も口頭注意などの処分を受けている。体罰でこれだけ大量の処分者が出るのは初めてのことで、監督責任を問われた東京都の比留間教育長も戒告の処分を受けている。