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4~6月GDP上方修正“消費増税”判断へ

2013年9月9日 9:56
4~6月GDP上方修正“消費増税”判断へ

 消費税率の引き上げの判断材料となる、今年4月から6月のGDP(=国内総生産)の成長率が上方修正された。

 内閣府が9日に発表した今年4月から6月のGDPの改定値は、前期比で実質プラス0.9%、年率に換算してプラス3.8%だった。これは、先月に公表された一次速報の数値を年率にして1.2ポイント上回るもので、企業の設備投資が建設業や小売業などの非製造業でプラスとなり、当初の推計よりも上回ったことが要因。

 政府はこれらの経済指標をもとに、早ければ来月1日にも、来年、消費税率を引き上げるかどうかを判断する予定。