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通常国会終了まで体制維持が常識的~菅長官

2013年9月5日 15:32
通常国会終了まで体制維持が常識的~菅長官

 安倍首相が4日、9月の内閣改造を見送る考えを明らかにしたことに関連し、菅官房長官は会見で、来年の通常国会が終わるまで今の体制を維持するのが常識的との見方を示した。

 菅官房長官はその理由について、「腰を据えて仕事をしていくには一定の期間が必要だ。予算を作った内閣はそれを仕上げるまでやるという、ある意味当然の考え方ではないか」と説明した。一方で、副大臣や政務官の人事については今月末に行う方向であることを明らかにした。

 また、オリンピックの東京招致をめぐり、福島第一原発の汚染水問題の影響を懸念する声が上がっていることについて、菅官房長官は、「早期解決を実現するために技術や知見を結集して政府が前面にたって取り組む」「懸念するには及ばないとしっかり説明していきたい」と述べた。