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防災の日、南海トラフ巨大地震想定で初訓練

2013年9月1日 12:39
防災の日、南海トラフ巨大地震想定で初訓練

 政府は「防災の日」の1日、去年、被害想定が公表された「南海トラフ巨大地震」が発生したとの想定で初めての訓練を行った。

 政府の防災訓練は、静岡県から宮崎県沖を震源域とするマグニチュード9.1の「南海トラフ巨大地震」が発生したとの想定で行われた。官邸では全閣僚が参加して、安倍首相を本部長とする緊急災害対策本部会議が開かれ、その後、記者会見も行われた。

 安倍首相「国民の皆様には、国難とも言えるこの事態を乗り越えるため、力を合わせていただくようお願いします」

 安倍首相はその後、ヘリコプターで千葉市に移動し、首都圏の自治体が主催する合同防災訓練で災害時の炊き出し米を試食したり、揺れを起こす起震車に乗って地震の揺れの大きさを体感したりした。